EURUSDのレスポンシブ事例
以前の投稿(2023年12月14日)
こんにちは。水曜日は良い一日だったでしょうか。
昨日と今日のEURUSDのマーケットプロファイルを見ると、AMTとマーケット/ボリュームプロファイルの予測力が明確に表れている。今日はVAH/VAL周りで教科書的なレスポンシブな値動きが見られ、バランス(均衡)と不均衡が分かりやすく切り替わった。こうした日を解釈できるようになると、AMTのパフォーマンスが大きく向上するため、簡単に解説する。
次のチャートでは、重要な場面を1〜4でラベル付けした。AMTトレーダーが「価値」との関係で価格行動をどう活かすかを説明し、最良のチャンスも示している。
事前の解釈
前日のプロファイルは、終盤でバランスしたD型プロファイルと判断した。上部にエクセス(積み上がったシングルプリント)はあったが、単発で追随がなく、すぐにバリューへ戻ったため、例外的なローソク足とみなした。
1) IB/オープニングレンジが火曜のバリュー内
- これは市場がバランスしており、レスポンシブ・マインドセットで始まると解釈。
- その結果、VALはサポート、VAHはレジスタンスとして見なし、価格はその間で往復しやすい。
- もし不均衡化してブレイクすれば、解釈は逆になる可能性がある。
2) 灰色の矩形(ニュース前の取引範囲)
- 灰色の範囲は、経済指標の発表前の99%の取引レンジ。
- それが前日のバリューエリアに一致していた。
- ローソク足だけでは、今後のレンジを事前に推測するのはほぼ不可能。
2-1) 赤丸の意味
- 赤丸は、価格がVALとVAHに接触した場面。
- 事前にこの水準を把握しており、バランス相場が確認済みなので、レスポンシブ活動が起きる確率が高い。
- 価格がこれらの水準に触れてレスポンシブが見えたら、価格はバリューへ回帰し、場合によっては反対側へ回転しやすい。
- ただし私は、取引しているプロファイルのPOCで利確を推奨する。POCは市場が最も価値を感じる水準で、強いサポレジになりうる。
2-2) 具体的な反応の例
このケースでは、価格がVALへ売られた際、オーダーフローで多くの強い確認が見られ、レスポンシブ活動が優勢であることを示した。スクリーンショットを付けるが、説明は簡略化する。
3) 重要ニュースでの不均衡化
レスポンシブ活動は、全ての情報が価格に織り込まれている時に成立しやすい。重要な経済指標の発表時は不均衡になりやすい。幸い、多くの重要ニュースは事前にスケジュールが公開されている。
レスポンシブ前提のポジションを持つ場合、発表直前には手仕舞いするべき。ボラティリティと不均衡が予想されるからであり、これがレスポンシブ取引の正しい運用。
4) 赤い矩形の意味
重要ニュースの後に強い一方向の動きが発生し、シングルプリントが見られた。方向や規模は分からなくても、不均衡化が起きること自体は事前に分かっていた。
まとめ
AMTとマーケットプロファイルの理解があれば、
- 市場がバランスしていることを把握でき、
- 今後のレンジを予測でき、
- 反転しやすい具体的価格水準が分かり、
- その確認に必要な活動も分かる。
さらに、いつ不均衡化するかも予測でき、事前に撤退できる。
以上、EURUSDのレスポンシブ活動に関する短い解説。
署名: Seeking Fair Value